管理番号 | 新品 :37452397 | 発売日 | 2024/08/17 | 定価 | 13,700円 | 型番 | 37452397 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カテゴリ |
☆作品について上手すぎるタッチ!!写真で感じていただけると思います。☆渡邊 博 1938年新潟市に生まれる。 1956年新潟商業高校卒業後、地元の信用金庫に就職。サラリーマン生活の中で、自分がもっとも自分であり続けられるのは、創作活動しかないと気づいて画家を志す。1964年新潟では熊谷喜代治、上京後は笹岡了一の両先生に師事。光風会展落選。日展初入選。1965年光風会展初入選。ホルベイン賞受賞。66年会友となる。1966年約1年間の放浪生活に入る。石巻市・田代島を起点に三陸海岸を北上し、北海道・根室では牧場の生活を手伝いながら、光風会展の出品作を製作。北は知床半島まで足をのばす。羅臼町の国後島を目前にした漁師の家に投宿。朝3時に起き出し、最盛期のイカ釣りに精を出す毎日を送る。この後は、引き始めて4ケ月も経つ風邪の治療も兼ねて、温暖な静岡まで南下し放浪を終える。1968年光風会脱退。以後は紀伊国屋画廊、美術ジャーナル画廊、現代画廊、ギャラリーXepia、ギャラリー汲美、(株)東京現像所、K’sギャラリー、セッションハウス(いずれも東京)、ギャラリーDEN(ドイツ・ベルリン)などで個展により発表。新潟での個展は91年新潟伊勢丹、2002・05・08・12年新潟絵屋。そのほか新潟絵屋で2013年久松温子との二人展開催。千葉県南房総市在住。コンセプト人間の内奥に巣食う煩悩(衆生の心身を煩わし悩ませる一切の妄念)の呪縛から、逃れることが出来ない人間の弱さの諸々の形を現すことによって、人間の本質を掴みたいと願い、風景画から人物画に移行するきっかけを、今昔物語集や往生要集に求めた。この人物画の煩悩の延長線上に今の私の抽象の形象がある。