神政龍神会資料集成

昭和史の裏面に暗躍した神政龍神会。明治末期、海軍将校矢野祐太郎は、兵庫県川辺郡の秘境・肝川の禁足地「雨の森」に祀られる肝川龍神を中心神格として、秘密結社・神政龍神会を組織、当時の宮中女官長・島津ハルをメンバーに加え、天皇への接近を企てる。この謎の集団については、当時の宮中関係者の日記類に「神政龍神会の陰謀云々」と記されている以外、神示・教儀の内容について、知るすべもなかった。というのも、当時の状況下では、彼らの主張や神示・筆先はあまりにも過激で、すべて内部文書としてガリ版刷りで地下出版されたものばかりだからである。しかし、近年、宗教学の領域でもこの団体に注目する学者もあらわれ、極秘資料を所蔵する当社に各方面からの問い合わせや資料閲覧の申し出があいつぎ、一挙公開に踏み切ることになった。 ●神霊密書 『全大宇宙史』『神霊正典』ともよばれ、肝川の神話体系(天照彦、金龍姫、大地将軍、常世姫、山武姫……)により竹内文献の神統譜を再編した神政龍神会の全教儀体系を系統的に把握できる貴重資料。 ●大御神業御進捗記(入手不能資料)昭和4年末から同10年に至る間に車小房、矢野シンに下った様々な神霊による神昭和史の裏面に暗躍した神政龍神会。明治末期、海軍将校矢野祐太郎は、兵庫県川辺郡の秘境・肝川の禁足地「雨の森」に祀られる肝川龍神を中心神格として、秘密結社・神政龍神会を組織、当時の宮中女官長・島津ハルをメンバーに加え、天皇への接近を企てる。この謎の集団については、当時の宮中関係者の日記類に「神政龍神会の陰謀云々」と記されている以外、神示・教儀の内容について、知るすべもなかった。というのも、当時の状況下では、彼らの主張や神示・筆先はあまりにも過激で、すべて内部文書としてガリ版刷りで地下出版されたものばかりだからである。しかし、近年、宗教学の領域でもこの団体に注目する学者もあらわれ、極秘資料を所蔵する当社に各方面からの問い合わせや資料閲覧の申し出があいつぎ、一挙公開に踏み切ることになった。 ●神霊密書 『全大宇宙史』『神霊正典』ともよばれ、肝川の神話体系(天照彦、金龍姫、大地将軍、常世姫、山武姫……)により竹内文献の神統譜を再編した神政龍神会の全教儀体系を系統的に把握できる貴重資料。 ●大御神業御進捗記(入手不能資料)昭和4年末から同10年に至る間に車小房、矢野シンに下った様々な神霊による神示・霊告を軸とし、三条比古こと矢野祐太郎の神業の軌跡および経過を詳細に綴った、B5判2段組みで約300頁に及ぶ一級資料。 ●神の世界の御話(入手不能資料)神政龍神会の教儀体系を平易かつ系統的に開示。神の世界の組織図・神の霊統図を添付。 ●明治天皇様の御思召(入手不能資料)明治天皇御製を出口ナオ・福島ヒサのお筆先により霊的に解釈した特異資料。 ●日本の世界統理と大君様(入手不能資料) ●明治大帝様の御軫念(入手不能資料) ●雲の上より(入手不能資料)福島ヒサ・矢野シンの神懸りによる筆先・神示集。歴代天皇の霊魂が憑依し、宮中の立替立直の時節到来とその必然性を霊告せる特異資料。付録として、各神示の年代順の一覧表を作成。 ●神示・昭和九年天地御和合神殿鎮祭記(入手不能資料)肝川神殿造営に関する記録と、その前後の神示を集大成。 ※以上、各資料には詳細かつ厳密な解題を付し、出口和明先生他、各界権威による解説を付す。