6C33C-B プッシュプル シングルカソード仕様 ラックス タンゴ 他

ご覧いただきありがとうございます。

電源トランス タンゴ MX-520
チョーク タンゴ MC-1.5-500D
出力トランス ラックス OY15-3.6KHP
全て並～美品です。
シャーシは奥澤400x250x60mmアルミ
製作時の小傷あります。
塗装はしていません。
初号機(7枚目画像)のノウハウを注ぎ込んで製作しました。

松下6AQ8とGE6FQ7のムラード回路で自己バイアスの6C33C-Bをドライブします。
前段と出力段は要求電圧が違いますので2系統電源になっています。
前段チョークになる部品はDALEのNS抵抗を使用しています。

シングルカソードの自己バイアスで単管アイドリング110mA・180vの軽い動作(110mAを軽いと言えるのが6C33Cの恐ろしいところです)ですので
B電圧遅延回路は省きました。

前後の6C33C-Bに挟まれているスイッチでどちらのヒーターを点灯させるか選択できます。
左に倒せば管内向かって左側のヒーターが点灯し、右に倒せば右側のヒーターが点灯します。
画像では左側ヒーターが点灯しています。


軽い動作とはいえ自己バイアスですのでカソード抵抗からの発熱はかなりのものですので小型ファン等で送風しながらの使用をお勧めします。
カソード抵抗はシャーシへ放熱するようにしてありますのでシャーシもそれなりに発熱します。
今はホームセンターでほとんど無音の卓上DCファンがほどで買えますので微風で送風しておけば一日中でも安定動作します。
真空管に送風するというよりもシャーシを冷やすイメージです。
送風しながら使用すれば室温20℃にてシャーシの最も高い温度の部位で50℃で安定します。


音はダイナミックかつ繊細でスピーカーをぐいぐいドライブします。
大型三極管の醍醐味を満喫できると思います。
手持ちスピーカーでは特にアルテック(614銀箱改)と相性が良かったです。

全ての真空管(全て新品、6C33Cは片側ずつ3.15vから丹念にエージング)と電源コードが付属します。
ゆうパック着払いにて発送いたします。


（2023年 4月 19日 9時 32分 追加）
ヒートシンクを取り付けたところ、セロテープの仮止めでかなりの効果がありましたので同梱いたします。
熱伝導耐熱両面テープを発注し、同梱しますので9枚目画像を参考に貼り付けてみてください。
シャーシ後端に置いておくだけでもかなりの仕事をします(10枚目画像)。
黒い点は放射熱計測用にセロテープにマジックを塗ったものですのでシャーシは綺麗です。