10s 20s 19世紀 ユーロ ヴィンテージ アンティーク オランダ ダブルブレスト ワーク ジャケット ウール ハンドメイド フィッシャーマン

【サイズ】

表記 なし

肩幅 44.5cm
身幅 57cm
着丈 68cm
袖丈 58cm

【状態】

若干の使用感は見られますが、広範囲にわたるダメージや汚れなど見られず、アンティークとしては非常に良いコンディションです。

【商品説明】

アンティーク ヴィンテージ オランダ ダッチ ダブルブレスト ウール ワークジャケットです。
ノーカラーでボタンの数がかなり多いダブルブレストのデザインです。詳細な年代などを判断するのは資料が少なすぎて困難なアイテムですが、一説には1900～1920年代のオランダのフィッシャーマンジャケットと言われています。こちらは素材感のあるやや厚手のウール生地ですが、同型でコーデュロイやインディゴリネン生地のものも存在し、かのゴッホの有名な絵画、タンギー爺さんにも見られる形のアイテムなので、当時のオランダの男性衣料としてはよくある形だったのでしょうか。
作りを見ると、ボタンホールや縁のまつり縫い、袖付けなどは分かりやすいですが、ほとんど全てがハンドで縫製されています。ボタンはウッドが土台で、糸を巻き付けて柄を表現したくるみボタンです。おそらく、ホームメイドのアイテムでしょう。作りだけから判断しても、相当に古いものであると思われます。テーラードを思わせるウエストのシェイプと裾のフレア、袖口の斜めのカッティング、アームに見られる立体裁断など、現代ではコストがかかりすぎてありえないであろう素晴らしいクオリティです。
裏地は、前立ての裏がホワイトのリネン、身頃裏が珍しい紫色のシャモアクロスのような起毛感のあるコットンです。
語るところが非常に多くあるアイテムであり、オランダ古着を誰も体系化していないので不明瞭な点もありますが、仕立てとデザインのどちらを取っても素晴らしいクオリティです。ぜひご検討ください。