戦前の木版画　絵葉書集　テーマは「鈴」　81葉 骨董　時代

戦前昭和10年台頃には金とヒマがあって木版に大変関心のある方々がおられたようです。そうした方々が同好会を作り、作品を本のようにまとめて各々に配付されたものです。81作品がアルバム状にはめ込まれています。例えば会員は葉書80枚を持って、ご近所の神社もしくはお寺に詣でて、各葉にその神社の判を押し、社務所などにてお守り、お土産の「鈴」を買います。それを絵として、数枚の木版を彫り、葉書80枚に印刷します。そして世話人に送付、世話人は空の80冊にそれぞれの版画をはめ込んでから、各会員に送る・・・という大変な努力があったようです。ですから日本全体に80冊程度しかない・・・という貴重品。戦争をくぐってきたものですから現存はそれほど多くはないでしょう。表題は81となっています。世話人の作品が80葉の葉書より大きな作品として一枚付けられているからです。本品の80葉のうち汚染されているものが多少あります。前部ではありませんが下に多くの画像を置いていますのでご覧下さい中には当時日本が施政権を敷いていた大陸に住んでおられた会員からのものもありますhttp://yahoo.jp/box/Fy0hDh 


画面では黄褐色に写っている個所がかなりありますが、照明器具の故障で、全く照度、光量が不足して黄褐色になつています。現物はまるで違っています。Q&Aからご希望の個所をご指示頂ければ、日光下での画像を撮り追加します

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