PING EYE2【UP-SIDE-DOWN 】

ピン創設者カーステン ソルハイムが生み出した伝説の名器EYE２世界初のキャビティバックアイアン、その易しさはプロアマ問わず世界中のゴルファーを魅了[グースネック][ソール形状][重量配置]全てに緻密な計算と意味がありデザインは現在も継承されキャビティの基本的設計思想は他社製品を含め大きく変わっていません。こちら1982年発表アイ２　第一世代逆刻印モデル3〜S 9本セットカラーコード　オレンジシャフト ZZ LITEグリップ　オリジナル[KARSTEN MFG CORP AZ.85068 USA ]とトップレイルに刻まれた刻印、通常はキャビティ内の刻印と同じ読める向きになっていますがこのモデルの場合逆さまになっていることから【UP-SIDE-DOWN】(アップサイドダウン)と呼ばれています。キャビティ内のPAT. No.が入れられている部分には意匠申請中のため[PAT. PENDING]刻印されてるのも特徴。ビンテージ感漂う雰囲気に一目惚れ、馴染み店から数年前入手。使い込まれフェイスに打痕傷も溝潰れは少なく、ソールに擦り傷多くありますがガリ傷はございません。シリアル番号全て一致、数本のシャフトに点錆もメンテナンス施し現在進行は抑えられグリップ経年硬化も貴重なので敢えて未交換、大切に保管中です。探し求め遠方まで足を伸ばすも納得出来る品には中々巡り逢えず、こちら決して美品ではなく使用感はありますが製造後約40年を考えれば許容範囲かと。コアなファン泣いて喜ぶ幻の逸品をこの度断捨離、是非ご検討ください。以下余談『ラフから止まり過ぎ、溝違反では？』と一部プロからのクレームで裁判まで発展、後に第三世代に降りかかる忌まわしき【ラディウスドU字溝】問題。スピン性能は[ヘッド重量とソール形状]による絶妙な抜けの良さ主張のピン側、根拠ない言いがかりに疑念を晴らす為に強い信念で闘い裁判勝利し和解。使用権とユーザー守ったのですが、即改良モデル発表した事で、違反だったと誤解してしまう方も…時間経過と共に懐かしい匂いを感じ濡れ衣を着せられてしまった時代の先駆者カーステン ソルハイム氏に想いを馳せ磨き眺めながらノスタルジックに浸り一杯やるのも乙なモノ。長々御託を並べ申し訳ございません大変失礼しました。(全て主観、認識違いご教授頂けると幸いです)