管理番号 | 新品 :07423391 | 発売日 | 2024/08/22 | 定価 | 30,800円 | 型番 | 07423391 | ||
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ボウモア12年 オールドボトル 2000年前後から2000年中頃まで販売されていた、ボウモア12年オールドボトルです。自分にとって初めて飲んだアイラモルトがボウモアで、かつ、このラベルの頃のボウモアでした。かつ、ボウモアのカモメラベルと言えばこの頃のラベルを指すのが一般的なので、そういう意味でも感慨深いシングルモルトです。早速の風味です。この頃のボウモアは、スモーキーな中にも黒糖やハチミツのような濃厚な甘い香り。出汁っぽさやウッディーさも感じ、所々スパイシーさも見え隠れ。90年代らしいどっしりとした原酒。味はブリニーかつヨード。しかし、アードベッグやラフロイグとは一線を画すまろやかな味わい。プラムやカシスのようなフルーティーから、カカオのビターさ感じ何とも複雑。ピートのバランス良く、「アイラの女王」と呼ばれた風格も感じます。以前にも何度か書きましたが、シングルモルトにつけられた尊称あまりすきではありません。理由は一度付けられると、それ以降味が大きく変わり、尊称に相応しい味でくなっても名乗り続けるからです。それから意図的に付けられた(自ら名乗りだした)と思われる尊称もあるので、マーケティング戦略にまんまと乗せられるのもどうかと考えたのもあります。敢えて今回のボウモアに使ったのは、この尊称が付けられた当時の味には遥かに及びませんが、それでもその片鱗は感じることができるからです。60年代~70年代のボウモアはびっくりするくらい美味しいですが、最近は本当に手に入り難くなったので、現実的に入手可能なボウモアはこの年代ではないかと思っています。ちなみに、1世代前のシルクプリントはパフィーム香を強く感じる原酒が多く、かなり好みが分かれるので、パフィーム香が苦手であればこのボトルがお勧めです。これも以前に書きましたが、個人的にはボウモアのパフィーム香は好きなので、シルクプリントも大歓迎です。この機会に、最近は流通量がかなり減った、ボウモア12年オールドボトルをいかがでしょうか。未開封・箱あり・700ml・40%箱には汚れと蓋の錆があります。また、古いものなので少し澱があります。画像で確認をお願いします。日に当たらないように冷暗所に縦置きで保管していました。自宅保管なので、その点をご理解の上購入をお願いします。