ミッタ―タイヒ リンドナー Lindner バーバリア ティーセット

ドイツのバイエルン地方にあるリンドナー窯、 Marie-Luise Alte Ranke Rotという長い名前のセットです。リンドナーとしての活動期間が短いので、このように未使用に近い綺麗なのお品は稀有といえます。リンドナーは1887年にミッテルタイヒを開きましたが、数奇な運命をだどった窯といえます。開窯後８年で英国の会社に引き継がれ、第一次世界大戦中に、またバイエルン当局によって、接収された後に、大戦後はミッタ―タイヒとなりました。隆盛の後、1900年代後半に正式に閉鎖されました。ポット、シュガー、ミルク、カップ＆ソーサー×２，大きなトレイの８アイテムです。リンドナーは、ハンドメイドにこだわって作品作りをしている窯で、こちらの文様は、マイセンのインドの華、リッチピンクにもよく似たデザインですが、というのも、昔、東インド会社を通しての磁器の模様は、インド文様と呼ばれていたそうで、似ているのもむべなるかな・・・です。そして、「インド文様」は東洋への憧れと畏敬の念が込められているとされています。マリー・ルイーズはその代表的パターンの一つです。マニアックな雰囲気に惹かれて、30年近く前に購入しました。上品で大人チックな感じに魅せられました。ドイツの名品を骨董店で未使用品として購入しましたが、保管品なので未使用に近いとさせていただきました。ポットやC&S等がトレイに載っているのが嬉しいです。テーブルにお出しする時も、そのまま飾っている時も、とても素敵で作品の魅力を輝かせます。トレイの上のセットも、本当に華やかで、魅惑されます。素敵なティータイムを演出できるアイテムです。ポット 　　　　　高さ　 21　 センチ　　　　　　　 　　横　 10　 センチ（一番太い処で）シュガーポット　 高さ　 8.5 　センチ　　　　 直径　 8　 センチミルクジャグ 高さ　　8.5　 センチカップ　　　　　 高さ　 5.5　 センチ 直径 　 7 センチソーサー　　　　 直径　　11　 センチ